2026.06.26
設計あるある 何でこんな間取りに
家が欲しいと思い始めたら
まず気になり出すのが
間取りなんじゃないかと思います。
私がそうだったのですが
当時はインターネットも
まだまだ黎明期だったから
本屋に行って住宅雑誌を買って
掲載されているお宅を見比べては
「これはステキ」
「これは動線が使いやすそう」
「これはワクワクする」
なんて言いながら
夢を膨らませていたのを思い出します。
そうしてとある建築家の先生の
作品に一目惚れして
その先生の著作や作品集を買って
食い入るように読み耽るうちに
ますます惚れ込んでいって
遂に意を決して電話したら
浜松でオープンハウスを
開催するからと教えてくれて
そこからトントン拍子で
家づくりへと進んでいったんだっけ。
懐かしいな…

おっと、
昔話はこれくらいにして。
私は建築士ではないものの
一応この業界のプロですので
間取りにはちとうるさいです。
時々他社と商談中のお客様から
要望事項を全部伝えて
提案された間取りには
それが網羅されてるんだけど
全然しっくりこないんです…
という相談を
寄せられることがありますが
これ、営業と設計が分業されてる
ハウスメーカーとか
パワービルダーなんかで
起こり得ることなんですよね。
営業担当はお客様にヒアリングした
要望事項を整理して設計担当に渡して
設計担当が間取りを作成するのですが
ヒアリングに同席しておらず
お客様との面識がない設計担当は
整理された要望事項の行間や背景にある
お客様の理想の暮らしへの想いや
解決したい困り事が何なのか想像できず
マークシート式の問題文を
回答するみたいに
要望事項を一つ一つクリアするだけで
お客様が本当に望んでいたことは
全然叶えられなかったりするのです。

これじゃあ、
「大手だから」「有名だから」
安心だと思っていたのに
残念な家づくりになってしまいます。
自由設計の注文住宅を建てたいのなら
実際にプランニングに当たる建築士が
要望事項のヒアリングに同席するかどうかが
依頼先の候補として検討する上での
キーポイントかなと思いますので
これからの家づくりをお考えであれば
ぜひ参考になさってくださいね。
それではまた明日!


