社長・丹羽が本音で語る!住まいと暮らしここだけの話

2024.05.1

リフォームの悪徳業者から身を守る方法

いつまで経っても
なくならないなあ…
と悲しい気持ちになるのは
リフォームの悪徳業者。
 
それだけ引っ掛かる人が
まだまだ大勢いるって
ことなんですよね😭😭
 
どうして悪徳業者がいるのか?
騙されないためにはどうしたらいいか?
 
今日はそんな話をしたいと思います。
 
***
 
私・丹羽剛仁は・・・
 

関わる人すべての安心の拠り所となる
町医者のような工務店を目指す

 
というビジョンを掲げ
 
岩倉市とその周辺で暮らす方々の
「家」にまつわる問題を解決し
 
豊かで幸せな人生の実現をお手伝いする
地域密着の工務店の三代目社長

 
***
 
それでは2024年5月1日(水)号、
始めてまいります!
 
 

そもそもリフォーム業界って
うさん臭いのが多いんですよ😵‍💫😵‍💫

 
なぜなら参入障壁が低いから。
 
我々建設業者の拠り所と
なっているのが建設業法。
 

 
建設業を営もうとする場合、
29の専門業種ごとに
許可を受けるのが原則なのですが、
例外が設けられています。
 
それが「軽微な建設工事」。
 
■建築一式工事(いずれかに該当する場合)
・請負代金が税別1,500万円未満の工事
・木造住宅で延べ面積が150㎡未満の工事
 
■建築一式工事以外の建設工事
・請負代金が税別500万円未満の工事
 
上記の軽微な建設工事のみを請け負う場合は
許可を受けなくても営業できる、
とされているのです。

 
そんな訳で、
建設業の許可を持たない業者が
業界内からも異業種からも
わんさかと参入してくるのですね。
 

許可がなくても良心的な業者は
きっといるのだと思いますが、
悪徳業者が多いのも事実😡😡

 

 
具体的にどんな手口が多いのか
思い付くまま列記してみると…
 

①床下点検商法
②屋根点検商法
③火災保険商法
④外壁塗装助成金商法
⑤給湯器取替
⑥水漏れ修理
⑦太陽光設置

 
ざっとこんなところでしょうか。
 

なかでも要注意なのは
①床下点検商法と②屋根点検商法です。

 
共通点は
「お住まいの方には見えないところを」
「無料点検しますよ」
という誘い文句。
 
「タダならお願いしようかしら」
と誘いに乗ってしまったら最後、
住人が見えないのを良いことに
 
「シロアリに食われています」
「床下の束がズレています」
「屋根瓦がズレています」
「このままでは危ないですよ!」

 
と(時に証拠をでっち上げて)
不安感を煽ります。
 

 
その上で高額な見積もりを出すのですが、
躊躇する住人に対して
 

「今日すぐお返事をいただけたら
○○万円引きで良いと
上司の決裁をもらいました!」
 
という殺し文句で判断力を狂わせ、
まんまと契約をせしめるのです😱😱

 
実際当社も数年前に
 
「床下無料点検に来た業者と
高額なリフォーム工事を契約したが
この工事は必要なのでしょうか?
契約金額は適正なのでしょか?」
 
というお客様からの緊急相談を
受けたことがありました。
 
その業者が出してきた
調査資料と見積書を見ると
いかにも怪しい感じだったので、
一級建築士の柴田がお宅を訪問して
改めて床下を調査。
 
その結果、
「今すぐ工事をしなければならない
という危険な状態ではありません」
という診断結果が下りました。
 
それを知ったお客様は
イチかバチかでその業者と交渉。
幸いなことに違約金も取られず
契約の解除に成功したのです😊😊

 

 
もっとも、これは幸運な事例。
相手の誘いに乗ってしまったが最後、
大損害を被るのは間違いないと
心得ておくべきです。
 

リフォームの悪徳業者に
騙されないためには
まず訪問販売業者は全て断ること。
 
にも関わらず防衛ラインを突破され
誘いを受けてしまった際に備えて、
ちゃんと建設業の許可を持っている
当社のような地域密着の工務店に
相談できるようにしておくこと。

 
これを覚えておいてくださいね。
 
それではまた明日!