2024.04.6
新しい注文住宅の買い方
そろそろ新しいクルマに
買い換えたいんですよね。
今乗っているのはホンダのN-ONE。
かつての名車・N360をモチーフにした
丸目の可愛らしいルックスに一目惚れして
2013年に購入して以来、早11年。
岩倉市周辺での街乗りばかりで
走行距離はそんなに行ってないので
まだまだ全然乗れるんですけど…
家に帰ってYouTubeで
自動車評論家のチャンネル観てると
「新しいクルマ、いいなあ…」
って思っちゃうじゃないですか。
で、気になるクルマのWebサイトで
価格を調べたりするんですけど、
今どきのクルマって高いですよねえ😱😱😱
思わず腰が引けてしまいますが、
でも世間を見渡してみると
若い子育て世帯の方でも
新車のアルヴェルとか乗ってるので
オジサンひえ〜ってなっちゃいます😵😵😵
でもどう考えてもキャッシュで
買える人ばかりじゃなさそう。
残クレを組んで月々の支払額を
抑えている人が多いはず。
説明するまでもないかもしれませんが、
残クレとは残価設定型クレジットの略で、
数年後の買取補償額=残価を
あらかじめ設定して、
その残価を除いた金額を
分割で支払っていくというものです。
※ホンダファイナンスのWebサイトから引用
身も蓋もない言い方をすれば、
高額商品をキャッシュが少ない人に
買ってもらうために生み出された手法、
という感じでしょうね。
景気が停滞して賃金も上がらない中、
物価だけは持続的に上昇し続ける
スタグフレーションの時代の産物
なんだと思います。
さて、この流れはクルマだけでなく
住宅購入にも波及しつつあります。
これまで日本の住宅は
新築後あっという間に価値が下がり
20年も経てばほぼ無価値になっていました。
しかし2009年の長期優良住宅法制定以後、
国の住宅政策は明確にストック重視へ転換して
住宅の長寿命化の流れが加速。
長持ちするように作り、
かつメンテナンスをきちんと行うことで、
新築後○○年後の価値がいくらか
目処をつけられるようになってきました。
そうなるとクルマ同様に
買取補償額=残価を設定できるように。
これを住宅ローンに組み込めば
そのぶん元金が減るので、
自ずと月々の返済額を少なくできる。
※リフォーム産業新聞のWebサイトから引用
現在、新築住宅の価格上昇は
とどまるところを知らず
住宅ローンの借入額も膨らむ一方。
しかしこの
残価設定型住宅ローンが普及すれば、
新築住宅を諦めようとしている人を
踏みとどまらせることができる。
ハウスメーカーや銀行は
そんな期待感を抱いているんでしょうね。
という訳で今はまだマイナーな
残価設定型住宅ローンですが、
注文住宅の新しい買い方として
定着していくに違いないでしょう。
おっと、
かなりの字数になってしまいました。
残価設定型住宅ローンの
メリット・デメリットについて
さらに踏み込んで説明したかったのですが、
今日のところはこの辺りにしておきます。
またお話しする機会もあると思うので、
どうか楽しみにしていてください。
それではまた明日!