社長・丹羽が本音で語る!住まいと暮らしここだけの話

2026.05.3

遺された家が大切な家族を苦しめる

ウチの近所もそうなのですが
古くからの集落の中にある
元々農家だった家というのは
 
敷地が200坪から300坪と
めっちゃ広いのに加え
 
コテコテの地域社会で
人間関係が濃密になりがちです。
 
昔は跡取り息子の長男が結婚したら
三世代同居が当たり前だったのですが
 
今どきそんなことを望む若者は
絶滅危惧種と言って良く
 
例え長男だろうと
結婚したら外に家を持つことが
ほとんどになってしまいました。
 
で、実家はどうなるかと言うと
 
じいちゃんが逝き
ばあちゃんが逝き
父ちゃん母ちゃんのどちらかが逝き
 
最終的に父ちゃん母ちゃんの
どちらかが独りぼっちで
残されるわけです。
 
以前は6人7人の大家族で
暮らしていた広い家に
今は独りぼっち。
 
寂しいし
不安だし
お守りは大変だし
 
かと言ってそこで
スパッと家屋敷を処分して
他所へ引っ越す踏ん切りも付かない。
 
ブツブツと文句を言いつつ
結局そのままどうにか住み続けて
しかしやがてお迎えが来て
 
家は遂に空き家になって
そこに戻ることはない子どもたちに
処分が委ねられることに…
 
 
「そんなの自分には関係ない」
 
これからの家づくりを
お考えのあなたは
そう言うかもしれませんが
 
代々住み継いでいかないことが
当たり前になった現在
 
いつかは自分たちの家を
処分するときが来ると心得て
 
配偶者や子や孫にとって
重荷・足枷にならないよう
 
早いうちから準備しておくべきだと
私は思います。
 
立地の良い市街地のマンションに
お住まいの方だったら
 
処分や住替えについて
ある程度お考えかもしれませんが
 
郊外の一戸建てに住んでいる方だと
まだまだ全然無頓着ですからね。
 
これから家づくりについて
考え始めるのであれば
 
「将来家を手放す時にどうするか」
 
ということまで踏み込んで
ご家族で話し合ってみては
いかがでしょうか?
 
問題を先送りせず
あらかじめ対策を講じておくことで
 
家族に重荷を背負わせるのを
避けられるかもしれないので
 
ぜひやってみてくださいね。
 

 
それではまた明日!