2026.04.14
中東情勢の影響が深刻化の一途
このブログではあまり暗い話題を
取り上げないようにしているのですが
今週に入ってから
マスコミ報道が立て続けにあり
この件から逃げ続けるのは
さすがにダメだろうと思ったので
少し語らせていただきます。
中東情勢の急激な悪化により、
住宅業界を取り巻く環境は
かつてない厳しさに直面しています。
今回の事態の根本にあるのは、
ホルムズ海峡という世界の原油輸送の要衝が
事実上麻痺したことです。
日本の原油輸入は中東依存度が9割を超えており
その影響は住宅建設の現場を直撃しています。
特に深刻なのが
石油を原料とする建材への影響です。
主要資材の3分の2、国内価格上昇へ 化学やアルミに中東危機の風圧https://t.co/CY822tXF0g
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) April 7, 2026
断熱材については
カネカの「カネライトフォーム」が
4月出荷分より40%値上げ、
デュポン・スタイロの「スタイロフォーム」も
5月出荷分より40%値上げが決定しています。
また、給排水に欠かせない塩化ビニル製品は
価格上昇だけでなく「モノが市場に出回らない」
という供給リスクが深刻化しています。
一方、LIXILは
石油由来原材料の供給制限やコスト上昇、
アルミニウムなどの金属素材の価格上昇、
物流費・生産コストの増加が避けられない状況で
ユニットバスの納期を未定にすると発表。
LIXILやパナ、ユニットバスなど「納期未定」 ナフサ調達難でhttps://t.co/m6jkBsIWkP
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) April 14, 2026
また、旭化成建材は
断熱材「ネオマフォーム」「ネオマゼウス」
について受注制限・納期調整・生産停止の可能性を、
日新工業はアスファルトルーフィング・
防水材料などの受注停止を
それぞれ発表しています。
こうした状況を受け、
政府も対策を強化しており
流通段階での目詰まり解消に向けて
経済産業省が石油会社・建材メーカーと
調整を進めています。
また代替調達として、
4月には前年実績比で2割以上、
5月には過半の目処がつき
米国からは前年比約4倍まで
拡大する見込みです。
ただし、
流通が正常化するまでには
時間がかかります。
現在ご契約・ご検討中のお客様には
工期の変更や資材の代替提案を
お願いする場合があること、
また見積金額が変動する可能性があることを
あらかじめご了承いただきたいと思います。
私たちは一日も早く安定した供給と
適正な価格でのご提供ができるよう、
メーカー・仕入先と緊密に連携してまいります。
ご不安なことがあれば、
いつでもご相談ください。
それではまた明日!


