社長・丹羽が本音で語る!住まいと暮らしここだけの話

2025.09.12

短時間の大雨に抗う手段はあるか?

ここのところ全国各地で
短時間のうちに降った大雨による
甚大な被害が発生しています。
 
昨日は東京の品川区と大田区で
河川が氾濫して道路が濁流となり
近隣の店舗が膝上まで浸水。
 


 
今日は三重県四日市市で
大量の雨水が地下駐車場に流れ込み
地下1階・2階がいずれも冠水。
 


 
「まさこんなところで」
と思うような場所での浸水被害に
恐怖を抱いた人も多いことでしょう。
 
以前にも紹介した国土交通省の
「重ねるハザードマップ」で
調べてみると分かるのですが
 
浸水被害があったのはいずれも
洪水・内水時の浸水高さ0.5〜3.0m。
 

【画像引用元】重ねるハザードマップ https://disaportal.gsi.go.jp/
 
 
岩倉市内も大部分がこれと同じで
特別ハイリスクな場所という
わけではいように思えますが
 
今回は短時間のうちに
おびただしい量の雨が降ったことで
 
排水しきれない水が行き場を失い
周りより低いこれらの場所に流れ込んで
甚大な被害に繋がったのでしょう。
 
で、私たちが暮らす町を
改めて見回してみると
 
ありますよね、
周りよりも低い場所に建っている家。
 
こういう家にお住まいの場合
浸水を防ぐ手立ては
土のうや止水板を設置するくらい
しかありませんので
 


 
浸水するリスクが高いことを前提に
避難計画や復旧計画を立てることが
現実的な判断かと思います。
 
そしてこれから家を建てるために
土地探しを始めるという方は
 
目先の価格や利便性に惑わされ
災害リスクを見誤ってしまうのを
避けることこそ最重要になりますので
 
重ねるハザードマップを見たり
実際に現地を歩いてみたりして
 
その場所が住んでも大丈夫な場所かどうか
肌で感じ取る努力を惜しまないでくださいね。
 
それではまた明日!