2025.08.7
重ねるハザードマップを使うべし
雨が降ってくれたおかげで
随分と涼しくなりました。
な〜んて悠長なことを
言ってられる私たち愛知県民は
実に幸せなわけでして
北陸の方では線状降水帯が発生して
エラいことになっております。
競馬ファンの私としては
金沢競馬場のコースが全面的に
冠水してしまったばかりか
7日午後12時50分、金沢競馬場前が1面水浸しに。本日の場外開催は中止となりました pic.twitter.com/YwDXrhieQQ
— 北國新聞・富山新聞 (@hokkokushimbun) August 7, 2025
競走馬が暮らす厩舎の中まで
浸水被害が及んでいることに
とても心を痛めています。
金沢競馬場が大規模浸水。競走馬が暮らす厩舎の様子です。本日の場外開催は中止となりました。大雨情報は北國新聞デジタルをご覧ください。https://t.co/rT20GfxNyd pic.twitter.com/1vVcBiKe2x
— 北國新聞・富山新聞 (@hokkokushimbun) August 7, 2025
馬の腹の下あたりまで
水嵩が上がってきているとのことで
繊細な神経の馬たちにとって
どれほど大きなストレスなのか
想像に難くありません。
競走馬とその関係者の無事を、
そして金沢市ほか被害にあった自治体の
一日も早い復旧をお祈りします。
さて、その金沢競馬場周辺に
どれくらいの浸水リスクがあったのかを
重ねるハザードマップで調べてみると
こんな感じでした。
最悪の場合で0.5〜3メートルの
床上浸水のおそれありとのことなので
数値的にばっちり当てはまり
最悪レベルの洪水だったと
いうことが分かります。
ちなみにニワホーム周辺は
どうなんだというと
こんな感じでした。
金沢競馬場周辺よりも
黄色い凡例のエリアが多いことと
25年前の東海豪雨での浸水被害が
床下浸水どまりだったことから察するに
金沢競馬場周辺よりは多少マシだが
似たり寄ったりのリスクがあるから
油断しちゃいけないという感じかな。
というわけでこの
重ねるハザードマップですが
家を建てるための土地探しの際に
候補となる土地の浸水リスクを調べたり
現在の居住地の浸水リスクを調べて
防災計画を立てたりするのに
役立てることができます。
また、
「重ねる」と言うだけあって
洪水・内水のマップの他に
- 土砂災害
- 高潮
- 津波
などのマップも表示可能で
いくつも重ねて見ることもできます。
一人の人間の力で
リスクをどうこうすることは
できませんが
リスクを正しく恐れて
対策を打つことができますので
まだ自分の住んでいる場所を
調べたことがないという方は
ぜひ一度やってみてくださいね。
それではまた明日!