2025.07.30
災害時、頼りになるのはまずあなた
今日はとにかく津波でした。
太平洋沿岸に津波警報
映像は千葉 九十九里浜で波が川を遡上している様子です
t.co https://t.co/cBhmzpmdEUhttps://t.co/cBhmzpmdEU— NHKニュース (@nhk_news) July 30, 2025
予想される津波の高さは
3メートルとのことでしたが
これまでに到達した津波の中で
最も高かったのは午後1時52分に
岩手県の久慈港で計測した
1メートル30センチ。
あとは軒並み1メートル未満で
大半は40センチ以下だったので
「なんだ大したことないじゃん」
「大騒ぎしすぎじゃね?」
「えらい迷惑だったんだけど」
なんて考えてしまう方も
少なからずいるんじゃないか
と思いますが
それは大間違いですからね。
例えば50センチの津波は
こんな感じになります。
東日本大震災の時のように
海岸沿いの町が壊滅的な被害を
被るようなことはないでしょうけど
海辺にいる人たちが
これをまともに受けたら
ただでは済まなかったに違いありません。
甘い判断をしたせいで
多くの尊い人命が失われる大惨事になって
責任を追及されるよりは
厳し目の判断をして
犠牲を限りなくゼロに近い水準に抑えて
「やり過ぎだ」と批判される方が全然マシ。
なので気象庁の判断は
極めて適切であったと私は思います。
【速報 JUST IN 】気象庁が会見へ 太平洋沿岸に津波注意報【ライブ配信予定】https://t.co/9pdLP6cpp6 #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) July 29, 2025
さて、40年前から
東海地震が来る来ると言われ続けて
全然来ずに緊張感が緩んでいるのが
私たち愛知県民です。
大きな地震が来ないだけでなく
洪水被害もほとんどないので
完全に他人事になっている人が
多いのではないかと推察しますが
ちゃんと自分事として考えておかないと
必ず痛い目に遭いますよ。
例えば今日のような津波警報の場合
- 家族同士の安否確認方法は決めてあるか?
- 避難場所とそこまでの経路は確認してあるか?
- 非常用持出袋は準備してあるか?
というようなことができていないと
かなり絶望的な状況になることは
何となく想像がつきますよね?
大災害が起こった時に
まず頼りになるのは自分自身。
自分でできることが多ければ多いほど
自分が生き残る可能性も
大切な人を守れる可能性も高くなります。
そのためには大災害を
正しく恐れて正しく備えることが
何より大切ですので
今日を境に心を入れ替えて
備えあれば憂いなしの状態を
目指していただきたいと思います。
それではまた明日!