2025.06.3
追悼・ミスタープロ野球
突然飛び込んできた
ミスタープロ野球こと
長嶋茂雄氏の訃報。
年も年だし
脳梗塞を患ってからの
健康状態のこともあるし
来るべき時が来たか
という感じではあるのですが
それにしても突然すぎて
喪失感が大きいです。
twitter.com https://twitter.com/hashtag/プロ野球?src=hash&ref_src=twsrc^tfwhttps://twitter.com/hashtag/プロ野球?src=hash&ref_src=twsrc^tfw— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) June 3, 2025
1968年生まれの私は
ミスターの現役時代を
ほとんど知りません。
1974年に中日ドラゴンズが
ジャイアンツのV10を阻止して
20年振りの優勝を果たした後
後楽園球場での最終戦が
ミスターの引退試合だったことを
微かに覚えている程度。
あの有名な
「我が巨人軍は永久に不滅です」
という引退セレモニーですよ。
【わが巨人軍は永久に不滅です】日本中が感動の渦に包まれた引退セレモニーで挨拶する長嶋茂雄選手。
昭和49年(1974年)10月14日、東京・後楽園球場 pic.twitter.com/ONXkF6NDJv— Mi2 (@mi2_yes) June 3, 2025
なので私の印象に残っているのは
監督としてのミスターが9割ですが
長嶋茂雄がいたから
王貞治は世界の王になり
長嶋茂雄がいたから
野村克也は終生のライバルとなり
長嶋茂雄がいたから
川上哲治は巨人をV9に導けたわけで
戦後のプロ野球の発展に
ミスターが果たした役割、
ミスターが与えた影響は
計り知れないほど
大きなものだったと
言えるのは間違いありません。
そのミスターに匹敵し、
あるいは凌駕するほどの
インパクトを世間に与えているのが
ご存じ大谷翔平選手で
今年のドジャースの開幕戦で
ミスターとのツーショットが実現したのは
野球の神様が私たちにくれた
ご加護だったんだろうなと思います。
ミスターがいなくなった
日本のプロ野球(NPB)が
いったいこれからどうなるのか。
大谷翔平人気で
子供たちの間で野球人気が
高まっているのは良い傾向ですが
どうも最近のNPBは
メジャーリーグ(MLB)の
下部組織みたくなっていたり
飛ばないボールの問題があったり
セ・リーグがDH導入を拒んでいたり
試合中のSNSへの投稿を規制したりと
本当に魅力的なリーグに
しようと思っているのかどうか
疑問に思うことばかりです。
仕事を終えて家に帰って
夕食を食べながらナイター中継を観て
贔屓のチームに声援を送るという
プロ野球ファンのささやかな幸せが
この先もずっと失われないよう
NPB関係者はミスターに敬意を払い
ミスターが遺した偉大なレガシーを
守り続けていってほしいと願っています。
それではまた明日!