社長・丹羽が本音で語る!住まいと暮らしここだけの話

2025.05.10

古いお風呂が大切な人の命を狙う

築50年のウチの母屋は
バリアフリーと呼べるような
作りにはなっていなくて
 
まだまだ足腰は
しっかりしているとは言え
 
80代半ばの母には
だんだん負担になってきてる
ような気がします。
 

中でも一番しんどいのは
お風呂ですね。

 
見栄っ張りの父が
気合いを入れて作ったお風呂は
広い上に天井が高く
そして窓がクソでかい。
 

※ChatGPTで作成したイメージです。
 
 
なので当然、
冬はクソ寒いわけです。
 
用意周到で用心深い母は
入浴前には脱衣室とお風呂を
ファンヒーターで温めるので
 
ヒートショック云々の心配は
とりあえずないのですが
 
暖房コストがそれなりにかかるのが
頭の痛いところなんですよねえ。
 
 
このお風呂問題は
もちろんウチの母屋に
限った話ではなくて
 

 
概ね築40年以上で
タイル張りの壁と床に
ステンレスやFRPの浴槽という
 
在来工法のお風呂があるお宅なら
例外なく当てはまります。

 
そのようなお宅にお住まいなのは
だいたい70代後半から80代の方。
 
ユニットバスが当たり前の
我々からすれば
 

「よくもこんな過酷な環境の
お風呂に入ってますね…」

 
と思ってしまいますが
 
当のご本人たちは
この過酷な環境に順応していて
我慢できていたりするので
 
リフォームの必要性を
あまり感じていなかったりします。
 

でもね、
やっぱりご高齢の方を
こういうお風呂に入らせるのは
危ないんじゃないかなあ。

 
脱衣室からお風呂に入る時
段差があるので
そこで転ぶかもしれないし
 
中に入ればタイルの床が滑りやすく
やっぱり転ぶかもしれないし
 
浴槽に入る時も
縁が高くて跨ぎにくいせいで
やっぱり転ぶかもしれません。
 

そして何より怖いのは
寒暖差によって血圧が急激に変動し
心臓や血管に負担がかかる
ヒートショックです。

 

 
安らぎの場所であるはずのお風呂で
大切な家族、親御さんが
命の危険にさらされるようなことが
あってはなりません。
 
在来工法のお風呂を
ユニットバス(システムバス)へ
リフォームすると
 
上に挙げたようなリスクは
ほぼ解消することができますし
 
断熱性・保温性に優れているので
暖房コストがほとんどかからず
メリットがとても多い。

 
 

明日は母の日です。

 
ご実家でお母様が
在来工法のお風呂に入っていて
ご心配でしたら
 
「母さんのことが心配だから
安全なお風呂にリフォームしない?」

 
と提案してあげてください。
 
リフォームする・しないに関わらず
あなたのそのお母様を想う心が
 
何よりの母の日のプレゼントに
なるんじゃないかと思いますよ。
 


 
それではまた明日!