2024.11.23
大炎上の兵庫県知事選挙に見る守秘義務の重要性
斎藤元彦氏がまさかの再選を果たし
劇的なフィナーレを迎えたはずの
兵庫県知事選挙でしたが
1週間も経たないうちに
思わぬ展開を見せ始めています。
斎藤陣営で広報全般を
任せられていたという
西宮市の広告代理店
株式会社merchuの折田楓氏が
前代未聞の歴史的な選挙が
無事に終わった今、
「SNS」という言葉が一人歩き
してしまっているので、
斎藤陣営で広報全般を
任せていただいていた立場として、
まとめを残しておきたいと思います
という思いを込めて
長文のnoteを公開したものだから
さあ大変。
どう考えても
公職選挙法に抵触するような内容を
「どう?私って凄いでしょ!」
と言わんばかりに書き綴っていて
さながら壮大な自爆テロ
のようであります。
当然、影響は
折田氏だけにとどまらず
斎藤知事本人を筆頭に
陣営の関係者をまるごと巻き込み
大炎上の様相を呈しています。
既に告訴状が検察に受理されていて
捜査の手が及ぶのは必至の状況。
斎藤陣営から株式会社merchuに
有償で広報業務を発注していたとなれば
昨年4月の東京・江東区長選挙をめぐり
公職選挙法違反の買収などの罪に問われた
木村弥生前区長と同じように
有罪判決+公民権停止という重い罪が
斎藤知事に課せられる可能性があります。
本当に一寸先は闇というか、
人生って何があるか
分かったもんじゃありません。
折田楓氏の行動ですよ。
クライアントである斎藤知事から
依頼を受けたプロジェクトの顛末を
細部に至るまであけっぴろげに
書き記していますが
こんな思いっきり公職選挙法に
抵触するようなヤバいnoteの公開に
予め了解を取っていたとは考えにくい。
100%彼女の独断で勝手に
公開したと考えるのが妥当でしょう。
なかったのでしょうか?
もしも地域密着の工務店である
ニワホームの社長の私が
お客様の家づくりの顛末を
実名顔出し・住所丸わかりの
フルオープンで書き上げ
お客様のご了解を取らないまま
勝手に公開してしまったとしたら
倒産一直線間違いなしでしょう。
ホント、恐ろしいわ。
お客様の家の中に上げてもらわないと
仕事ができない業種である以上
信用獲得のための絶対条件です。
大事なのは自分の承認欲求より
お客様の安全・安心な暮らし。
そのことをこれからも絶対に
忘れないようにしたいと思います。
イラストはChatGPTで描いた
「業務上知り得た秘密を
全部人にペラペラ話して得意満面の
20代女性経営者」
です。
それではまた明日!