社長・丹羽が本音で語る!住まいと暮らしここだけの話

2024.08.30

台風一過、雨漏りの調査依頼はお早めに

8月30日15時現在、
瀬戸内海を東に向かって
進んでいる台風10号さん。
 
日曜日に紀伊半島へ到達した辺りで
熱帯低気圧に変わってしまいそうな
情勢になっています。
 


 
九州・中国・四国・そして首都圏で
大雨による被害が発生していますが
愛知県内はここまで至って穏やかで
 
まだまだ油断はできませんが
大きな被害もなく過ぎ去って
くれそうなのは何よりでした。
 
他の地域で被害に遭われた方には
心からお見舞い申し上げます。
 
とは言え、
 

これだけまとまった雨が降ると
雨漏りが発生したお宅は
きっとたくさんあるでしょう。

 
何を隠そう築20年の我が家も
雨漏りすることがありまして…
 
今年の春先に直してもらって
しばらくは調子良かったんですが
 
ここ何日かの断続的な豪雨で
また漏れてきたみたいです。
 

雨漏りって想像以上に
精神的に堪えるんですよねえ😰

 
大袈裟ですが、
生命の安全を確保されるべき場所で
それが雨によって脅かされるのですから
 
ショックを受けるのは
当然なんですよ。
 

 
ということで今週後半から
雨漏り修理の相談が
ポツポツと入り始めています。
 
依頼が入ってすぐに修理できれば
どれほどいいかと思いますが
残念ながらそうは行きません。
 

なぜなら、雨漏りというのは
雨漏り箇所と原因を特定するのが
非常に難しいからです。

 
何を隠そう我が家の雨漏りも
決定的にここだ!という
ポイントが分かってないんですよ。
 
そんな家の場合は
 
まずここを直して様子を見て、
もしもまた雨漏りしたら
次に怪しいところを直して…
 
という試行錯誤を繰り返すことで
雨漏り箇所と原因を
究明していくしかありません。
 

 
そしてその結果
雨漏り箇所と原因が分かったとしても
 
ちょっと穴を塞ぐくらいの話ではなく
屋根全体を葺き替えないと直らない
なんて見立てになることもあるので
 
それをお客様にお伝えするのも
なかなかしんどかったりします。
 
例えて言うなら
 

ちょっと体の調子が悪いので
検査してもらったらがんが見つかり
手術する羽目になった

 
というケースみたいな感じですね。
 

 
なかなか判断が難しい問題ですが…
 

木造の場合放っておくと
小屋組・梁・柱など骨組みが湿気り
やがて腐食し朽ちてしまうので

 
そんな致命的な状態になる前に
腹を括って手を打つ必要があると
覚えておいてほしいと思います。
 
それではまた明日!