社長・丹羽が本音で語る!住まいと暮らしここだけの話

2024.08.25

あなたも狙われている!?悪徳リフォーム業者から身を守る方法とは

かつて社会問題化したほど
掃いて捨てるほどいるのが
悪徳リフォーム業者。
 
未だ抜本的な対策の
確立には至っておらず
 
被害に遭った方、
危うく遭いそうになった方の
お話を伺うことが度々あります。
 

※出展:消費者庁のページ(画像をクリックすると移動します)。

 

中でも定番中の定番、
王道中の王道が点検商法。

 
いかにも善意の無料対応を装い
相手を安心させておいて
 
ありもしない不具合をでっち上げて
不安感を煽りに煽って
 
まったく必要のないリフォームを
高額で契約させるのが
典型的な手口です。
 

 
実際にあった相談事例だと…
 
訪販のシロアリ駆除業者が来て
「床下を無料点検しますよ」
と言うので依頼したら
 
床下に潜って撮ってきた
写真をあれこれ見せられ
 

「これでは耐震性に問題があります。
 大地震が来たら倒壊するので
 一刻も早い補強工事をお勧めします」

 
と言われて不安になってしまい、
150万円以上の補強工事を契約。
 
しかし冷静になって考えてみたら
腑に落ちないことがあったので
改めてニワホームに相談。
 
木造住宅の耐震改修に詳しい
当社の一級建築士・柴田和雄が
改めて床下に潜ってみたところ
 

その業者が言うような補強工事は
まったく必要ないことが分かり

 
お客様にその所見を説明して
契約を解除できないか
その業者に申し入れるよう勧めました。
 
幸いなことに契約解除は成功し、
お客様の経済的な損失は
ゼロに抑えることができたのですが
 
運が悪ければクーリング・オフ期間が
過ぎていたことを突かれて
違約金を請求されていたかもしれません。
 

※イメージです。

 
 
まあ、これはコロナ禍前の話で
最近は聞かないな〜と思っていたら
 

出ましたよ、岩倉市内で。
しかも2件立て続けに😱

 
どちらも近所で工事していた
屋根工事の業者が
 

「お宅の屋根が一部
 剥がれかかってるように見えるので
 一度見てあげましょうか?」

 
と言われたというもの。
 
うち1件のお宅に
当社が手配した職人が
昨日登って隈無く点検しましたが
 

剥がれかかっているところなど
どこにもありませんでした😡

 
恐らくもう1件もまったく同じ手口
なんじゃないかと思うんですよね…
 

※イメージです。

 
 
悪徳リフォーム業者は
街中を歩き回って
 
築20年以上の古い家や
永らくメンテナンスしていない家を
探し回っているのです。
 
この辺りの用意周到さは
窃盗団とまったく同じと考えて良い。
 
悪徳リフォーム業者に騙されて
必要のないリフォームを契約して
大損失を被ることのないよう
 

まずは自分の家も狙われている
という自覚を持つこと
 
そして実際に接触があった時に
無料だからと依頼しないこと
 
どうにもしつこく言い寄られたら
 
「家のことは地元の業者さんに
 お願いしているから結構です」
 
とキッパリ断ること。

 

 
これを忘れないでくださいね。
 
それではまた明日!