2021.02.14

地震への備え・今すぐ家具と家電の転倒防止を

昨晩23時8分頃、宮城県と福島県で最大震度6強の地震がありました。愛知県西部でも震度2を観測したとのことなので、揺れを感じた方がいらっしゃるかもしれません。 
 
幸いなことに今回の地震では建物の被害が少なく、死者数も現時点ではゼロです。しかし油断してはいけません。いつ南海トラフ巨大地震が起こってもおかしくない地域に住んでいることをわきまえ、自分と家族の命を守るためできる限りの備えをすべきです。 
 
対策は多紀に渡りますが、中でも今すぐ確認していただきたいのが家具や家電の転倒対策。地震で家具や家電が倒れたらどうなるか、まずはこの動画を観ることをお勧めします。そしてご自宅の状況を確認し、危ないと判断したらすぐに固定してください。 
 
 
 
もし「どうすればいいか分からない」「自分では上手くできない」ということでしたらニワホームにご相談くださいね。きっとお役に立てると思います。

2021.02.6

グリーン住宅ポイント制度が始まりました!

新型コロナウイルスの感染拡大防止策や経済回復に向けた取り組みなどを加速するための経費を盛り込んだ令和2年度第3次補正予算が1月28日の参院本会議で可決、成立しました。この中で、国土交通省が予算化した住宅関連の支援策は、 
 
①住宅ローン減税の控除期間が13年間 
②すまい給付金は最大50万円 
③贈与税非課税枠は最大1,500万円 
④グリーン住宅ポイント制度を創設 
 
の4つですが、新築・既存(中古)・リフォーム・賃貸と幅広くカバーし恩恵を受ける人が一番多くなるのが、④のグリーン住宅ポイント制度です。 
 
まだ専用サイトは開設されていませんが、国土交通省のウェブサイトに順次最新情報がアップされていますので詳しく知りたい方はそちらをチェックするか、手っ取り早く知りたいならこの動画(42分02秒もあります!)を1.5倍速くらいでご覧になることをオススメします。
 
 
 
とはいえ何も説明しないのはあまりにも不親切なので概要だけお伝えすると、制度の目的は 
 

  • 高い省エネ性能を有する住宅を取得する者等に対して、商品や追加工事と交換できるポイントを発行することにより、グリーン社会の実現および地域における民需主導の好循環の実現等に資する住宅投資を喚起し、新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ経済の回復を図る。 
     
    要するに、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする脱炭素社会・カーボンニュートラルの実現を目指しているので、そのために役立つ省エネ住宅を新築・リフォームしてくれた人は優遇するよ、ポイントをあげるよ、ということです。 
     
    これと良く似た制度で、一昨年の消費増税後に実施されていた次世代住宅ポイント制度では耐震改修やバリアフリー改修など省エネ化以外の対象工事だけでポイントが支給されていましたが、グリーン住宅ポイント制度では断熱改修・エコ住宅設備といった省エネ化工事が必須で、これを行わないとそれ以外の対象工事はポイントが支給されないので覚えておきましょう。 
     
    ということで、キーワードは「省エネにするとお得」です。今日のところはこれくらいにしますが、次回以降数回に分けて具体的なポイント獲得術について解説していきたいと思います。