2017.09.15
人情工務店
こんにちは。本日もまた社長の丹羽です(笑)。
ニワホームでは昨春から自社敷地内でのリフォームまつりをコンスタントに開催するようになりましたが、そのおかげか会社のごく近くにお住まいのお年寄りのお客様が少しずつ増えています。いわゆる後期高齢者に該当する年齢のお客様で、既にご主人に先立たれたおばあちゃんが多いのが特徴。
当然、そんなお歳なので家中をリニューアルするような大改装になることは皆無です。では何をご依頼になるのかというと、玄関ドアの建て付けが悪いとか、庭木が伸びて自分では剪定できないとか、水道の蛇口から水が漏れるとか、そんな小工事が大半。大抵の工務店は面倒くさがって手を出さないカテゴリーと言っていいでしょう。
本日、そんなおばあちゃんの1人であるK様がお支払いにいらっしゃいました。お帰りになる際にお礼の挨拶をして、それから少し立ち話をしたのですが、K様はこんなことを仰っていました。
「若ければ自分で自分で頑張ってできなくはないけど、さすがにこの歳だから人に頼むしかなくてねえ。でも誰に頼んだらいいのか分からなくて」「そうしたらすぐ近くのニワホームがおまつりをやってるじゃないの。そうだ、やっぱり一番近いところがいいからここに頼もう!って思ったのよ。」「監督さんも職人さんもこんな小さな工事なのにとても一所懸命やってくれて、本当に助かったわ」
僕と事務の山口を相手に、K様は本当に嬉しそうに話してくださいました。話がなかなか終わらないので恐縮してしまうほどに。金額的には本当に小さな小さな工事なのですが、でも「人の役に立つ」ということの尊さ、素晴らしさを改めて実感することができました。
こんなニワホーム、さながら「一生気兼ねなく付き合える人情工務店」ってところでしょうか(笑)。
それでは!