社長・丹羽が本音で語る!住まいと暮らしここだけの話

2025.07.7

土地探しからの家づくりに潜む罠

建売はイヤ!
注文住宅を建てたい!
でも土地がない…
 
という方は当然ながら
土地を探さなければなりません。
 
しかし多くの方が
この土地探しのタイミングを
間違えてしまうということを
あなたはご存じでしょうか。

 
どういうことかと申しますと…
 
まず、契約の順番としては
最初が土地で次に建物なのは
至極当然のこと。
 
なのでまず
土地を探し始めます。
 

 
あれこれ物件を見ていく中で
だんだん候補が絞られてきて
どれにしようか迷い始めます。
 
あっちにしようか、
それともこっちにしようか…
 
検討に検討を重ねて
ようやく1つに絞り込んだものの
思っていたのよりちょっと高い。
 
高いんだけど、
土地って同じ物は2つとないし
これ以上の土地が出てくる保証もない。
他の人が先に手を挙げたらそれでアウト。
 
…決めた。
この土地を買う。

 
そんな感じで晴れて売買契約を締結。
でもすぐに自分のものになるわけじゃない。
 
受け渡しまでに2ヵ月ほど期間をとって
その間に建物の設計やら住宅ローンの承認やら
必要な手続きを済ませます。
 

 

ここで問題になるのが
この段階になってようやく本腰を入れて
住宅会社選びを始めるケース。

 
その間に何社も回って面談して
プランと見積を依頼して
それを比較検討して依頼先を決めて
住宅ローンの本申し込みも行って…
 
2ヵ月やそこらで
これを全部やり切るには
圧倒的に期間が足りません。
 

そしてその苦しい状況を
さらに苦しくさせるのが予算問題。

 
大丈夫だろうと思って
ちょっと高い土地を買ったせいで
 
希望のスペック・希望の広さで
建物を建てようとすると
予算オーバーになりがちなんですよ。
 
しかし不動産屋と約束した
受け渡しまでの期限を過ぎてしまうと
高額なペナルティが発生したりするので
 

期限内に決めきってしまうために
建物に対する希望をいろいろ妥協して
決めざるを得なくなってしまうのです。

 

 
何が間違いだったかというと
真っ先に土地を決めてしまったこと。
 
目的は注文住宅を建てることなのだから
住宅会社を先に決めた方が良いのです。
 
この会社が建てる家に住みたい。
自分たちの家づくりはこの会社に頼みたい。
 

そんな会社が見つかったら
まずそこに家づくりを正式に依頼して
 
それからその会社と
理想の建物を建てられる土地を
予算をコントロールしつつ
一緒に探していった方が
 
バタバタすることなく落ち着いて
家づくりを勧めることができて
結果的に成功を手に入れられるはず。

 
これからの家づくりをお考えなら
この「成功する家づくりの進め方」を
ぜひ覚えておいてくださいね。
 
それではまた明日!