2025.06.26
浴槽は折りたたんでしまう時代?
昨日の午前中は
ささしまライブの目と鼻の先にある
LIXILショールーム名古屋へ
行ってきました。
目的は9月上旬開催予定の
ショールームイベントの説明会。
当社も加盟している
LIXILリフォームネットという
VC加盟店の合同イベントなんですが
元締めのLIXILさんが企画立案から
当日の運営までやってくれるので
我々は接客、
つまりお客様をお呼びして
当日ショールームで接客することに
集中できるというわけです。
ありがとうLIXILさん😊
で、まず最初に企画担当の方から
昨今のリフォーム市場の動向について
説明があったのですが
お客様の生活様式の変化が
リフォームに対するニーズに影響を
及ぼしていることが伝わってきました。
例えば少し前のブログで取り上げた
キャンセル界隈の話。
風呂キャンセル界隈が増えたことで
浴室に対するニーズに
早くも変化が生じているようで
- 湯に浸からないので浴槽は不要
- シャワーを浴びるだけなら
1坪サイズではなく0.75坪で十分
となってきているんだそう。
それによって空いた0.25坪分のスペースを
隣接する洗面脱衣室の拡大に充てて
ランドリールームとして活用する、
なんて使い方になったりとかね。
入浴を省いてタイパが上がり
浴室が簡素化してコスパが上がり
というところまでは理解できますが
もう一つ新しい言葉を覚えましたよ。
スペースパフォーマンスの略。
つまり風呂キャンセル界隈は
使わない浴槽を省いて
スペパが上がってるわけです。
で、興味深いのはここからです。
スペパを追究して浴槽を省いたものの
そこはやっぱり日本人。
時々は湯に浸かりたくなりますよね。
で、LIXILさんがどうしたかというと
なんと着脱可能な布製の浴槽を
作ってしまったのです。
11/26は #いい風呂の日
時間や場所、入浴スタイルをもっと自由に
LIXILから新コンセプトの浴室空間 #bathtope(バストープ)デビュー❗️
▶https://t.co/Z8MaYOwxVs布製の浴槽にお湯をためて入浴し、使用後はたたんで収納
気分に応じてバスルームにもシャワールームにも🛀🚿
自在に切替えて使えます pic.twitter.com/VzNuiE7Fgl— LIXIL(リクシル)公式 (@lixil_official) November 26, 2024
使いたい時だけ取り付けて
使わない時は取り外して
畳んでしまっておける浴槽。
今年の2月にこのbathtopeの実物を
展示会で初めて見た時は
「これって誰が買うの?」
と思ったのですが、
見積もり件数がなんと目標の5倍。
売れに売れているみたいなんですよ。
スゲえ…
これからの住まい方を考える時は
固定観念を取っ払わないと
ついて行けなくなりそうです。
そんなわけで、
一度リフォームしたら最低20年は
使い続ける水まわり機器ですので
ショールームへ行って
最新機種を見て触って体感しないと
後で後悔するかもしれません。
商品知識が豊富なスタッフの説明を聞くと
新たな気づきを得られるかもしれませんので
水まわりのリフォームをお考えであれば
ぜひ様々なメーカーのショールームを
回ってみてほしいなと思います。・
それではまた明日!