2025.06.11
いつどんな家を建てるかは難しい
家を建てるタイミングって
いろいろありますよね。
ここのところ多いのは
まだ新婚で子供のいないご夫婦が
将来を見据えて建てるパターン。
近い将来子供が生まれるのを見越して
LDK+ご夫婦の寝室+子供部屋2室の
3LDKとすることが多いです。
あと、よくあるのが
子供が成長して今の家が手狭になり
広い家が欲しくなるパターン。
それから
子世帯と親世帯が同居するために
二世帯住宅を建てるパターンもあります。
まあそれ以外にも
いろいろあるんですけど
家族が最大人数であることを前提に
必要な広さ・部屋数を確保して
1人1人が狭さを感じない家にしたいと
希望するのが一般的だと思います。
家族が最大人数で過ごすのは
せいぜい15年か20年。
場合によってはもっと短い。
丁度良い広さだった家には
やがて余裕が生まれ始め
いつしか空き部屋の方が多くなり
最大人数で過ごした年月より
2人とか1人で過ごした年月の方が
長くなってしまう。
で、大きすぎるその家を
そこに住み続ける限り
維持していかなければならず
「家を建てるのは難しい」
「やっぱり3回建てないと」
なんて後悔したりする。
合理的に考えればこうなるって
分かりそうなもんだから
何とかならんかったのかなって
思ったりするのですが
話はそう単純ではありません。
だって人間、
家づくりの動機も決断も
理性ではなく感情に
基づいているんですよ。
家族が最大人数のときは
狭さを解消するために
広い家に住みたいって思うのに
いずれまた人数が減るからって
わざわざ狭い家を建てようとは
なかなかならないんですよね。
ということで
じゃあどうすればいいの?
という話なんですが
どういう人生を送りたいかっていう
ライフプランを立てるしか
ないんじゃないでしょうか。
あと、それに当たっては
家族でよくよく腹を割って
話し合うことが必要です。
特に二世帯住宅を建てる場合
誰かの我慢が前提になってたり
肝心の問題に蓋をしてたりすると
後から高い確率で不和が生じて
子世帯が出て行ったりという
悲劇が起こりがちですので
くれぐれも感情だけ、
ノリと勢いだけで進めないよう
十分お気を付けくださいね。
それではまた明日!