社長・丹羽が本音で語る!住まいと暮らしここだけの話

2025.06.8

空き家になった実家は重荷でしかない

私は朝起きてから
朝食をとるまでの間に
必ずウォーキングします。
 
歩きに出掛ける時は30分
屋内でパタパタする時は20分
と決めていて
 
屋内の時はテレビの前で
YouTube動画を観ながら
することにしています。
 
で、今日たまたま
『あなたへのおすすめ』で見つけて
観ることにしたのはこちらの動画。
 

 
「特効薬はない?
 増加する“負動産”
 放置空き家をどうする」

 
って、
なかなかショッキングな
タイトルじゃありませんか。
 
総務省統計局によると
2023年時点の国内の空き家は
過去最多の900万戸で
 
総住宅数に占める割合は
13.8%にのぼるのだそう。
 
我が岩倉市も例外ではなく
街区によっては10軒中5軒が空き家
みたいなところもあります。
 
ニワホームのお客様にも
市内に空き家になったご実家がある
という方がいらっしゃいますが
 
ご両親が亡くなったからといって
すぐに処分する方はごく少数派で

  • 両親が頑張って建てた家だから
  • 家族で過ごした思い出が詰まってるから
  • せめて喪が明けるまでは

などの理由から
処分を先延ばしにする方のほうが
圧倒的に多いです。
 
でもねえ…
先延ばししたって
 
固定資産税を
払い続けなきゃいけないし
 
建物が傷んできたら
修理しなきゃいけないし
 
不審者の侵入とか放火とか
常に心配してなきゃいけないし
 
そして何より
それがあるうちは
心が過去の思い出に縛られて
新しい一歩を踏み出せないしで
 

良いことよりも
悪いことのほうが
多いじゃないですか。

 
だから相続の方が付き次第
さっさと処分すべきだと
個人的には思うんですよね。
 
天国のご両親だって
自分たちの遺した家屋敷が
子や孫の重荷になるのは
本意ではないでしょうから
 
申し訳ないとか思わずに
しっかり感謝して
手放せば良いのだと思いますよ。
 

それでもやっぱり気が引けるかも
と思うようでしたら
 
相続の話はご両親が元気なうち、
できれば70代前半くらいから
始めることをお勧めします。

 
「まだピンピンしてるのに
 死んだ後の話なんかするんじゃない!」
 
とお怒りになるご両親もいるので
一筋縄ではいかないのですが
 
死後に苦労するより
生前に苦労した方が
全然マシなはずなので
 
親子喧嘩にならないよう
事前にしっかり準備した上で
話し合いを試みてくださいね。
 
それではまた明日!