社長・丹羽が本音で語る!住まいと暮らしここだけの話

2025.02.18

住宅ローンを35年から40年へ・その5年が運命の分かれ道?

工務店業界の業界紙
「新建ハウジング」Web版の
ヘッドラインをチェックしていたら
 
『2024年度住宅ローン調査、
「返済期間35年超のローン」が大幅増』
 
という記事を見つけました。
 

 
住宅金融支援機構が実施した
2024年度住宅ローン貸出動向調査の
結果が照会されていたのですが

「商品力強化」の取り組みでは、
「返済期間35年超のローン提供」が最も多く、
前回の57.0%から75.8%と大幅に増加した。

というところが
昨今の状況を表しているなと
思いましたね。
 
ちなみに同じようなことが
昨年8月19日の日本経済新聞でも
取り上げられていました。
 


 
これだけ建築コストが上がると
家計に占める月々の返済額の割合が
否応なしに大きくなってしまうので
 
返済期間を35年から40年に延ばすことで
少しでも返済額を少なくしよう
という思惑が働いてのことでしょう。

しかし、
本当に5年延ばして良いかどうか
軽々しく判断してはいけませんよ。
 
なぜなら、
老後に入ってからの5年の影響力は
家計の予測において非常に重いからです🥹

 
一概には言えませんが
返済期間40年を選択しても良いのは
70歳までに返済できる30歳が目安。
 
それを超えてからの収入が
どうなっているかを予測するのは
振れ幅が大きすぎて難しい。
 
いっそ病気で早死にすれば
団体信用生命保険が下りて
一括返済できるのですが
 
元気で長生きしてるけど
年金収入も貯蓄も少ない
なんてことになれば
 
住宅ローンの返済のために
働き続けなければならない
苦しい老後になるわけです。
 


 
だからできることなら
リスクを背負うような40年返済で
住宅ローンを組むのは避けてほしい。
 
それでも、
どうしても家を建てたいから
40年で検討したいということなら

お金の人生計画である
ライフプランをしっかり立てて
家計を徹底的に見直して
 
いざという時のための
キャッシュを増やす努力が
絶対に欠かせません😇

 
併せて、必要であれば
適切な保険による備えも
検討した方が良いですね。
 

 
もしあなたがお金について
詳しくないのであれば

お金のプロの視点から
客観的なアドバイスをもらうことが
失敗を避けるための近道です✨

 
誰に相談するかお困りでしたら
家づくりサポーター歴22年の私が
お力になれると思いますので
 
まずはどうぞお気軽に
お声掛けくださいね。
 
 

 
画像はChatGPTで描いた
 
住宅ローンの返済負担の重さに
耐えかねている
30代日本人の子育て世帯
 
です。
雰囲気出てるじゃん…
 
それではまた明日!