社長・丹羽が本音で語る!住まいと暮らしここだけの話

2025.01.30

金利ゼロの自宅担保ローンは耐震改修の切り札になるか?(前編)

やった方が良いことは
分かっているけれど
 
そんなにお金がかかるなら
ウチにはとても無理
 
…という感じで
ご高齢の方が諦めてしまうのが
自宅の耐震改修です。
 
ご高齢の方が住んでいる家は
1981年5月31日以前に建てられた
旧耐震基準である場合が多く
 
それらが想定しているのは
震度5強程度の中規模な地震で
建物が倒壊しないことなので
 
震度6以上の地震に見舞われると
倒壊する可能性が高くなることは
ご理解いただけますよね。
 
9年前の熊本地震や
昨年の能登半島地震で
たくさんの家屋が倒壊しましたが
 
30年前の阪神・淡路大震災で
旧耐震基準の家は危ないと
明らかになっていたにも関わらず
 

「そんなにお金をかけられない」
 
「どうせもう老い先短いから」
 
「地震が来たらその時だ」
 
「まさか自分はそんな目に遭わない」

 
 
というような理由で
自宅の耐震改修を見送った人が
少なからず存在した結果でしょうし
 
愛知・岐阜・三重の東海三県など
地震の被害に遭っていない地域には
そんな人がまだまだ大勢いるわけです。
 
で、国としてはこの状況を
放置するわけにいかないので
 
ボトルネックとなっている
お金の問題を解決するべく
秘策を打ち出してきました。
 

それがこの
 
高齢者向け耐震改修融資
(リバースモーゲージ型)の
無利子化・低利子化です。

 

 
どんな制度なのかと申しますと…
 
長い説明になりますので
今日のところはこのへんで。
 
続きはまた明日!