2025.01.12
寒い家に住み続けたあなたを待ち受ける運命
寒さが堪える毎日ですが
いかがお過ごしでしょうか。
「寒いったって家の中が
氷点下になるわけじゃないから
何とか我慢して凌ぎますよ」
と昭和・平成の家にお住まいの
あなたは仰るかもしれません。
体は悲鳴を上げているということを
自覚する必要があります。
イギリスのBBCで
健康・科学担当編集委員を務める
ジェイムズ・ギャラガー氏が
2年前に書いた
……すると人体はどうなるのか」
という記事が
大変興味深かったので
内容をかいつまんで
お伝えさせてください。
「暖房代が払えない人の家の
平均気温が摂氏10度」と話す
英サウスウェールズ大学の
デイミアン・ベイリー教授の
実験室に招かれた筆者は
気温を21℃から10℃まで下げた時
体がどんな反応を示すかという
実験の被験者となりました。
体温、心拍数、血圧、
脳への血流、呼気などの
データを計測する機器が
筆者の全身に取り付けられて
測定開始。
快適な21℃で扇風機を作動させた
実験室の気温は次第に下がり
18℃に下がった頃に
汗が引き腕の毛が立ち上がり
続いて指が白く、
冷たくなってきて
11.5℃で震えがやってきます。
10℃まで下がったところで
扇風機が止まりましたが
筆者は明らかな体調の変化を
感じ取ります。
結果がこちら。
いくつか恐ろしい
数値が出ていますが
脳の認知活動が明らかに
低下していること
血圧が急上昇して
心臓発作や脳卒中のリスクが
高まっていること
に注目すべきでしょう。
特にもともと心疾患がある人や
ご高齢の方は要注意です。
暑さより寒さの方が
体にとって危険という事実。
低断熱の昭和・平成の家で
暮らしてきた私たちは
電気や灯油を使って暖を取り
凌いできたわけですが
悲鳴を上げたくなるような
エネルギー価格の高騰が
この先さらに続いたら
暖房代をケチって
寒いのを我慢して暮らす人が
増えてくるでしょう。
心臓発作や脳卒中を発症し
命を落としたり
闘病生活を強いられたり
といった
悲惨な目に遭う可能性が
高まるのは確実です。
ぜひ手を打っておきたいのは
寒い家の断熱化です。
暖房効率を高めて
光熱費の高騰を抑え込んで
医療費の発生を未然に防ぐ。
薄着で暮らせるというのは
あなたに想像以上のメリットと
幸福感をもたらしてくれますので
寒さを何とかしたいと
切望されているようでしたら
断熱リフォーム・リノベーションの
経験豊富なニワホームへ
ぜひご相談くださいね。
イラストはChatGPTで描いた
「凍えるような寒さの室内で
変調をきたして苦しむ日本人男性」
です。
こんな風にならないように…
それではまた明日!