社長・丹羽が本音で語る!住まいと暮らしここだけの話

2024.12.17

あなたの家にも火災のリスクが!コンセント回りは要注意

一段と寒くなり
空気が乾燥してきたせいか
火災が増加傾向にありますね。
 
平穏な暮らしも築いた財産も
ともすれば最愛の家族まで
一瞬で失ってしまうのが火災。
 
幸いなことに丹羽家は
火災に遭ったことはないですし
 
ニワホームのお客様にも
そうした方はいらっしゃらない
(はず)なのですが
 
今から6年前の4月に
お引き渡ししたばかりの
お客様宅のごくごくご近所で
 

火元のお宅から次々と延焼し
4軒が全焼する大きな火災が
あった時は肝を冷やしました。

 
事務所で仕事していたら
お昼前にサイレンが鳴ったので
バルコニーから音の方を眺めると
 
そのお客様宅の方角から
煙が上がっていたので
自転車に乗って現場へ急行。
 
すると火元のお宅から
隣家に次々と延焼している最中で
 
みるみるうちに
家中に火が回っていくのを
目の当たりにしました。
 
そして火の手はさらに伸びて
その隣にあるお客様宅に
今にも燃え移りそうな勢い。
 

「このままでは危ない!」

 
そうは思うものの
その場で私にできることは
ほとんどありません。
 
祈るような気持ちで
見守るしかありませんでしたが
 

消防士のみなさんによる
懸命の消火活動のおかげで
 
お客様宅への延焼は
ギリギリのところで
免れることができました。

 
しかしあの時は
火災の恐ろしさをまざまざと
実感させられましたね。
 
記憶が定かではないのですが
確か火元の家は留守だったはずで
 
自分の家が火災で
しかも3軒の隣家に延焼したと
外出先で知る羽目になるのは
 
一体どんな気分が
するものなのでしょうか。
 
留守中に火の手が上がったのなら

  • 暖房器具の付け忘れ
  • コンロの消し忘れ
  • たばこの不始末
  • コンセントからの出火

そんなところでしょうけど
 

この中でみなさんにも
特に気を付けていただきたいのは
コンセントからの出火です。

 
家電製品などの電源プラグを
コンセントに差しっぱなしにしていると
 
コンセントとプラグとのすき間に
ほこりが徐々にたまっていき
 
このほこりが湿気を吸うことによって
プラグの両極間で火花放電が起こり
 
発熱して発火に至ることを
『トラッキング現象』といいます。
 


 
みなさんのお宅に
そんな危ないコンセントは
ありませんか?
 

テレビボードの裏とか
キッチンの家電ラックの裏とか
パソコンデスクの下とか
 
そんなホコリまみれに
なりやすい場所は要注意です。

 
これから年末の大掃除という方も
いらっしゃるでしょうから
 
ぜひそういう場所をチェックして
火災の原因になりそうなホコリを
スッキリ取り除いてくださいね。
 
 

 
イラストはChatGPTで描いた
 
「コンセントとプラグの
隙間に溜まったホコリから
火が上がった部屋の中で
懸命に消火活動を行う
40代・日本人の夫婦。」
 
です。
 
それではまた明日!