2024.10.9
立憲民主党さん、物価目標0%超ってなんなんですか?
いやあ、衆議院ったら
本当に解散しちゃいましたねえ。
このブログで政治的なことを
論ずることは基本的にありませんが
各政党が衆院選挙に向けて
政策を表し始めたので
それについて思ったことを少しだけ。
立憲民主党さんの公約、
中でも物価・経済対策が
なかなかふるってまして
- 中低所得者層に消費税を還付
- 物価目標を現在の2%から0%超に変更
- 最低賃金1500円以上で賃金を底上げ
となっておりました。
「むむ?」
となったわけですよ🥺
立民の政策こそ〝最大の経済オンチ〟物価目標「2%」→「0%超」公約 「デフレ脱却が危うくなる」「旧民主党政権を想起」と識者 https://t.co/F13E2p2wAd
「物価安定目標を『2%』から『0%超』に変更するという立憲民主党の主張には違和感を禁じ得ない」
元日銀審議委員の片岡剛士氏が解説— zakzak (@zakdesk) October 9, 2024
まず①の中低所得者層に消費税を還付。
還付対象が消費者というのは
圧倒的におかしい。
収めてもいないものを
何を根拠にどうやって計算して
還付するというのでしょう?
消費者の負担を減らしたいなら
「減税」ですよ。
これから消費者が支払うべき
消費税の税率を一律下げます
というのなら話は分かりますが…
次に②の物価目標を0%超に変更。
これも有権者である消費者の
懐具合がこれ以上厳しくならないよう
物価を抑制したいという思惑でしょうけど
そのためには追加利上げが必須。
そもそも物価と賃金には
明確な相関関係があるので
賃上げということになりますし
物価を抑制してしまえば
賃上げの原資を確保できません。
そんな中で
③最低賃金を無理に1500円に上げたら
倒産・廃業する会社が続出するでしょう。
「政権交代こそ、最大の政治改革」
という壮大なスローガンをぶち上げて
自民党を追い落とそうとしている
野党第一党の公約が
こんなツッコミどころ満載で
良いのでしょうか?
無党派層の浮動票を獲得するべく
反政権の大衆迎合的な公約を
掲げたくなる気持ちはまあ分かりますが
立憲民主党が政権を奪取して
この公約を履行した暁には
賃上げどころか職を失う有権者が続出し
阿鼻叫喚の惨状となりますので
とてもじゃないけど
支持することはできませんね。
玉木代表、誤解です。
物価目標「0%超」とは「0%近傍」という意味ではなく、「プラス領域」という意味なので、物価上昇率2%や3%も「0%超」です。立憲民主党は、プラス領域の環境で、実質賃金が物価を上回ることを目指します。
ただご指摘には感謝です。表現には一層気をつけます。 https://t.co/UoeYhWx1b3
— 泉健太🌎立憲民主党 (@izmkenta) October 8, 2024
さらになんなんですか
前代表のこの苦しすぎる言い訳は…
社員を守り、取引先を守り、
お客様を守らなければならないので
国内の中小企業の成長・発展を
後押しする経済政策を掲げる政党を
支持したいと思っています。
果たしてどの政党に
この国の命運を託したいのか?
投票日の10月27日(日)までの18日間、
各党の公約、各候補者の言動などを
しっかり吟味して決めたいと思います。
それではまた明日!