2024.09.20
ブルーカラーで建築工事業で町の工務店で何が悪い!
ホワイトカラーとブルーカラーという
職業・職種を分類する言葉、
みなさんはご存知ですよね?
超ざっくり説明すると
- ホワイトカラー
デスクワークや頭脳労働を
中心とする職業の人々
⇒スーツにワイシャツの職種 - ブルーカラー
主に工場や建設現場での肉体労働や
技術的な仕事に従事する人々
⇒作業着・仕事着の職種
ということになります。
ちなみに「カラー」とは
色ではなく襟のことですので
くれぐれもお間違えなきよう…
どちらが優れていて
どちらが劣っているとか
いうことはもちろんなく
ホワイトカラーだけでも
ブルーカラーだけでも
社会が成り立たないので
それぞれの能力や適性に応じて
それぞれの持ち場で役割を果たしている
というだけのことです。
建築工事業のニワホームは
ブルーカラーの仕事。
創業者である私の父自身が
元は型枠大工という職人で
幼い頃から身の回りには
型枠大工さんがたくさんいて
彼らが現場で働いてくれたおかげで
大学まで行かせてもらえたので
感謝してもしきれませんし
リスペクト対象以外の
何者でもありません。
ブルーカラーに差別的な意識を
持っている人が案外多くて
特にホワイトカラーのご両親に
育てられた子女に
その傾向が強いようなんですよね。
つい最近X(旧Twitter)で
こんな投稿が炎上していました。
「行き着いてしまう」って
失礼を通り越して
ど直球の差別意識なんですけど…
まあ、こんなことを
公言してしまうような人は
さすがに少ないとは思いますが
東大の建築学科を卒業して
大手ゼネコンに設計職としてではなく
現場監督として就職した人が
作業服にヘルメットという出で立ちで
現場で仕事をしていたら
そこを通りがかった
子連れの母親が
あんな仕事をするようになるのよ」
と我が子に言って聞かせたという
笑えない話があったりします。
ブルーカラー差別の話で思い出したが
東大の建築学科を出て大手に就職した人がヘルメットと作業服着て現場に来ていると、そこを親子連れが通りかかり、母が子に「ちゃんと勉強しないとあんな仕事するようになるのよ」と言った…という定番の笑い話(笑えない話)が昔あった
— Shin Hori (@ShinHori1) September 18, 2024
それからもう一つ、
東京ドームなどを建てた大手ゼネコンの
竹中工務店から内定をもらった大学生が
彼女に思われて縁を切られた…
という都市伝説があるそうです。
「大学生が竹中工務店に内定もらったら、町の小さな店に就職するのかと彼女に思われて縁を切られた…という話がある」といろいろな人が言ってるけど、都市伝説として定着してるのか?
— Shin Hori (@ShinHori1) September 19, 2024
そんな風にいささか不憫な立場の
ブルーカラーで建築工事業で町の工務店の
ニワホームなんですが
この町にお住まいのみなさんが
安全で健康で効率的で快適に暮らすための
インフラを作り、そして支えるという
とても尊い仕事をしているという
自負を持ってるんですよ。
それに建築工事の現場で働く職人さんは
ちょっとやそっとじゃ真似できない
熟練の技を持ったカッコいい人達です。
それではまた明日!