2024.06.29
「言った言わない」との果てなき闘い
こんばんは。
寝たきり生活のせいで
体重が激増してしまい
いよいよ池中玄太80キロが
視野に入ってきそうな
丹羽剛仁です。
痛みが完全に消えたあたりで
緊急ダイエットモードに入りますので
どうか私を誘惑しないでください。
おかげさまで足腰の痛みは
昨日一日で劇的に改善して
今日はコルセットも着けず
ロキソニンも飲まず湿布も貼らず
スタスタ歩けるようになりました。
ということでこのブログもそろそろ
通常運転に戻していきますね。
さて、
今日の中日新聞朝刊を読んでいたら
こんな記事が目に留まりました。
タワマン住民「眺望を阻害する」2棟目タワマンの建築中止求め提訴 名古屋・千種区名古屋市千種区の42階建て
タワーマンションの住民が、
建築した積水ハウスなどが
西隣に同規模の高さのマンションを
建設するのは契約に反するなどとして、
30階以上の建築差し止めを求めて今月、
名古屋地裁に提訴した。
「販売担当者から
『眺望を阻害する建物は建たない』
と聞いていた」と主張。
同社側は否定している。
典型的な
「言った言わない」
のトラブルですね。
積水ハウスは否定していますが、
有志で居住者にアンケートをしたところ、
回答した99人のうち44人が購入前、
同社の営業担当者から隣の土地について
「建物が建っても15、16階」
「20階以上の建物は建たない」
などとセールストークを受けたと答えた。
という証言が出てきているので、
建築差し止めには至らなくとも
金銭決着にはなるのではないでしょうか。
積水ハウスと言えばつい先日
東京都国立市で建設したマンションを
「富士山が見えなくなる」
という地域住民の声を受けて
引渡直前で解体を決定するという
前代未聞の出来事があったばかり。
「富士山が見えなくなる」が怖くて新築マンションを急遽解体…積水ハウスが見誤った「文教都市・国立」の深い闇 – プレジデントオンライン
記事はこちら↓https://t.co/TpSfvLHveO#文春オンライン
— 文春オンライン (@bunshun_online) June 25, 2024
来年の株主総会は荒れそうですね…
この「言った言わない」のトラブルは
住宅業界では非常に多く発生します😱
まだこの世に存在しない、
しかも人生最大の買い物になるような
住宅という高額商品を
図面や見積書や仕様書だけで説明して
契約してもらうことになるからです。
住宅の専門家ではないお客様は
難しいことはよく分かりませんし
一方の営業マンは知識不足や言葉足らずで
事実を正確に伝えられなかったり
契約欲しさに有利誤認を生じるような
際どいトークをしたりするんですね。
で、全ての商談が議事録に
まとめられているはずもなく
口頭だけのやりとりが災いして
深刻なトラブルに発展するわけです。
残念ながらこの私にも
苦い経験はありますが
その都度誠実に対応して
解決することができましたし
お客様と良好な関係を維持できているのは
本当にありがたいなと思いますね。
もちろん、
「言った言わない」
のトラブル根絶を目指して
スタッフと共に
業務プロセスの改善に
取り組んでいますので
どうか安心して
ご用命いただければと思います。
それではまた明日!