社長・丹羽が本音で語る!住まいと暮らしここだけの話

2024.06.21

流行りの間取りに潜む罠

流行りの間取りというものがありますが
安易に飛びつくのはちょっと待って。
 
あなたのご家族のライフスタイルには
合わないかもしれないし
 
今は良くても年をとってから
ご家族を苦しめる苦痛な間取りに
なるかもしれないからです。
 
***
 
私・丹羽剛仁は・・・
 

関わる人すべての安心の拠り所となる
町医者のような工務店を目指す

 
というビジョンを掲げ
 
岩倉市とその周辺で暮らす方々の
「家」にまつわる問題を解決し

 

豊かで幸せな人生の実現をお手伝いする
地域密着の工務店の三代目社長

 

お世話になっている中神公子先生のお店・
Color House Cafeの前で

 
***
 
それでは2024年6月21日(金)号、
行きまーす!
 
 
流行りの間取りといって
まず思い浮かぶのが
ファミリー玄関ですかね。
 
確か10年くらい前に流行っていて
ハウスメーカーの高い家には
よく付いていたような記憶があります。
 
どんなものかというと、
お客様をお通しする玄関の奥に
 
土間収納やクローゼットを併設した
家族専用の玄関を設けたものです。
 

出展:ESSE online

 
 
玄関回りが片付くとか
急な来客にも備えられるなどと
もてはやされていましたが
 
最近はハッキリ言って下火ですね。
 
「リビングまで遠回りになる」
「狭くて使いにくい」
「そもそも来客があまりない」
 
などの理由で
作ったもののろくに使わず
後悔している人もいますし
 
そもそも普通の玄関より場所を取るので
昨今の床面積縮小の風潮の中で
採用されなくなっているのだと思われます。
 
で、最近はどんな間取りが
流行っているかというと
 
ランドリールームと
ファミリークローゼットがありますね。
 
どちらもいかに家事を効率的に済ますか?
というニーズを満たすものとして
支持を得ているものです。
 
専業主婦が減って
共働きが当たり前になった
今の時代ならではと言えるでしょう。
 
ランドリールームは
洗濯物を外に干さない共働き世帯が
室内干しするために必要なスペース。
 
洗濯物に花粉が付くのを避けたい
花粉症の人にも大変重宝されます。
 

 
ファミリークローゼットは
平日に着回す普段着を中心に
家族全員の服を掛けておくスペース。
 
いちいち各個室のクローゼットに
しまわなくても良いので
タイパ重視の方には喜ばれます。
 

 
当社がここ1、2年に建てた家にも
ランドリールームと
ファミリークローゼットはありますね。
 
確かに便利なものだと思いますが、
間取りを考える際に留意したいのは
 
今の年齢・今の体力・今の家族構成・
今のライフスタイルのまま
 
この間取りを使い続ける訳ではない、
ということです。
 
10年毎に住み替えるつもりなら
何も気にしなくても良いのですが
 
一戸建ての住宅はかなり高い確率で
一生そこに住み続けるでしょう?
 
ならば今のことだけ考えるのではなく
 
30年後・40年後・50年後に
家族の姿がどんな風に変わっているか
想像力を働かせるべきだと思うのです。
 

 
まあその辺のところは
設計を担当する建築士が
考えてくれたら良いのですが
 
案外目先のことしか考えていなくて
 
「これ年取ったらどうすんの?」
 
という間取りになっていることも
少なからずあるので注意しましょう。
 
以前放映されていた人気番組
「大改造!!劇的ビフォーアフター」
ではよくそんなのを目にしましたので…
 
まとまりのない話になりましたが、
 
当社なら今のことだけでなく
ご家族の将来にも思いを馳せて
可変性のある間取りを提案しますので
 
どうか安心してお任せくださいね。
 
それではまた明日!