2024.05.26
窓が変われば住まいも暮らしも変わります
5月14日の記事で紹介した
窓リノベの工事が完成したので
今日はその様子をお伝えしますよ。
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私・丹羽剛仁は・・・
町医者のような工務店を目指す
というビジョンを掲げ
岩倉市とその周辺で暮らす方々の
「家」にまつわる問題を解決し
地域密着の工務店の三代目社長
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それでは2024年5月26日(日)号、
行きまーす!
今回のお宅は
南面の掃出窓3箇所が外窓交換で、
東・北面の中窓4箇所が内窓設置。
なぜ統一しなかったの?
と疑問に思われる方が
いるかもしれませんね。
理由はざっくりこんな感じ。
全部内窓を付けると窓を開閉する度に
内外2つの窓を開閉しなければならない。
反対に全部外窓交換にすると
工事費がかさんでしまう。
なので頻繁に開閉する掃出だけ外窓交換、
それ以外は内窓設置と使い分けました。
あと、現場によっては
「この窓に内窓は設置不可」など
物理的な理由の場合もあります。
さて、それでは
それぞれの工程を説明していきましょう。
まず既設窓を外し、既設枠に
気密シートを貼り付けます。
気密シートを貼り付けた既設枠に
新設枠をピッタリと取り付けます。
アルゴンガス入りLow-E複層ガラスの
樹脂窓を新設枠に取り付けます。
隙間にシーリングを注入するなどして
仕上げていきます。
1窓当たりの所要時間は
ケースバイケースで異なりますが、
このお宅の場合は約半日でした。
内窓の取付には既設枠の奥行が
7cm以上必要ですがそれ未満の場合は
ふかし枠を取り付けて奥行をふかします。
ふかした枠の四方に
内窓の枠を取り付けます。
壁面から飛び出たふかし枠だけでは
内窓の荷重に耐えられないので
枠の下部に補強部材を取り付けます。
アルゴンガス入りLow-E複層ガラスの
樹脂窓を内窓枠に取り付けて完成。
1窓当たりの所要時間は約1時間でした。
耐震改修や断熱改修のような
建物の性能向上を目的とした工事は
基本的に「見えないところ」を触るので
工事の前後であまり見栄えが変わらず
「リフォームして家が変わった!」
という実感は得られにくいものですが
付けたその日から
外の騒音が聞こえなくなって
室内が静かになりますし
暑い寒いの温熱環境の変化も
実感できるはずです。
その上、
昭和チックな古めかしい窓が
最新デザインの樹脂窓に変わることで
見逃せないポイントです。
一様に高いのも窓リノベの特徴なので
リフォームを計画中の方は
補助金がタップリ出る今のうちに
窓リノベもプランに加えてくださいね。
それではまた明日!