2024.04.26
家は資産か?それとも負債か?
家は資産か?
それとも負債か?
これから家を買おう、
建てようとしている方には
「負債とは何事だ!」
怒られてしまうかもしれませんが…
資産になるも負債になるも心持ち一つ。
家を建てる前によく考えてほしい。
今日はそんな話をしたいと思います。
***
私・丹羽剛仁は・・・
町医者のような工務店を目指す
というビジョンを掲げ
岩倉市とその周辺で暮らす方々の
「家」にまつわる問題を解決し
豊かで幸せな人生の実現をお手伝いする
地域密着の工務店の三代目社長
***
それでは2024年4月26日(金)号、
始めてまいります!
たいていの人は家は資産だと
思っているのではないでしょうか?
買うのに数千万円かかる不動産で
個人の方が所有する財産の中で
もっとも高価な訳ですから、
そう思うのも無理はありません。
ここで「資産」という
言葉の意味を調べてみましょう。
会計学における資産とは、
将来的な収益をもたらす
可能性のある財産のことです。
持ち家の場合の将来的な収益とは
一に売ることで得られる売却益、
二に貸すことで得られる賃貸料。
ということは、
ただそこに住んでいるだけで
収益を上げることのない家は
会計学上の資産ではない、
ということになります😇
一方の負債。
企業会計基準委員会の
概念フレームワークによると、
負債とは過去の取引などの結果として
支配する経済的資源を放棄、
または引き渡す義務のこと。
ちょっと分かりにくいですが、
おおまかに翻訳すると
「借金して買ったものは
返済が終わるまでは負債」
という感じでしょうね😇
ということは…
住宅ローンを組んで買い
まだ返済中という家は
紛うことなき負債で、
返済が終わってもお金を産まない以上
資産と呼べる代物ではない、
ということになってしまいます😵
なんだかこのままでは
「収益を上げない家は無駄なもの」
みたいな結論になってしまいますが…
家族のライフスタイルや将来設計を
よく考慮して建てられた家に住んでいれば…
一日外で働いて疲れて帰ってきても
家でその疲れを癒やし活力を充電できる。
また明日も頑張って働ける。
家族のコミュニケーションと
プライバシーがちゃんと両立していて
ずっと良好な関係を築いていける。
子どもの家庭学習に親の目が行き届き、
学校の成績もぐんぐん上がって行く。
そうなんです。
金銭的な収益は上げなくとも、
家族のQOL(生活の質)を爆上げし
生活の豊かさを生み出していく
「資産」と呼べるのです。
良い家をつくるために必要なのは
「なぜ家を建てるのか」
「その家でどんな暮らしがしたいのか」
「人生で何を実現したいのか」
という目的がはっきりしていること。
逆に言えば、
目的がはっきりしていない家づくりだと
家が負債になってしまうかもしれません😭
ということで、
これから家を建てる方にアドバイス。
資産になる家を建てましょう。
そのためには家を建てる目的を
家族でとことん話し合って
明確にしておきましょう。
あなたの家づくりの成功を
心から願っています。
私たちニワホームでお力になれるようなら
いつでもお気軽にお声がけください。
それではまた明日!