2024.04.24
切りたくても切れない腐れ縁
有名な会社だから安心───
大手ハウスメーカーで家を建てた人の多くが
理由を問われるとそう答えています。
家は建てておしまいではなく
30年・40年と住み続けていくものなので、
メンテナンスの必要性なども踏まえて
長く安心して付き合える会社を選びたい。
そう考えるのも当然だと思いますが
時にそれが仇となることもあるのでご注意を…
今日はそんな話をしたいと思います。
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私・丹羽剛仁は・・・
町医者のような工務店を目指す
というビジョンを掲げ
岩倉市とその周辺で暮らす方々の
「家」にまつわる問題を解決し
豊かで幸せな人生の実現をお手伝いする
地域密着の工務店の三代目社長
***
それでは2024年4月24日(水)号、
始めてまいります!
ここで言う大手ハウスメーカーとは
有名タレントを起用したCMを流し
全国規模で事業を展開している
プレハブ系メーカーを主に指します。
要するに自社工場と提携工場で作った
専用部材を現場で組み立てることで
合理化を図っているメーカーです。
それに対して当社のような工務店は、
さまざまな建材・設備メーカーが作り
市場で流通している汎用品を調達し、
それらを現場で組み合わせることで
1軒の家をつくり上げていきます。
さて、仇となる場合ですね。
それは修理・リフォームの際に
たびたび生じます。
ずっと建てたハウスメーカーと
良好な関係を保つことができていて
どんな修理もリフォームも
そこに頼み続けるなら問題ないんですよ。
しかし、
●対応が悪い
●修理やリフォームが髙い
などの理由でハウスメーカーに嫌気が差し、
「もうあそこには頼みたくない!」
となった時に気付くことあります。
建てたハウスメーカーに頼まないと
手に入らない部品がある
ということです。
先ほどハウスメーカーが
「自社工場と提携工場で作った専用部材」
を使っていると書きましたが、
まさにそれらのことです。
例えば玄関ドアとかサッシなどがそう。
あと、構造とか断熱がらみのことは
まず他社では手を出せません。
他に頼みたい住宅会社があっても
何でもかんでもそこ一本というのは無理で、
建てたハウスメーカーとの腐れ縁は
家を解体するまで切れないのです。
それをどう捉えるか。
「100%市場で流通している汎用品」
を使って建てられているので、
どんな会社でも部品調達に困ることなく
修理・リフォームすることができます。
その方がお金もかかりませんよね。
まあこれだけが
ハウスメーカーか工務店かを
決める理由になる訳ではありませんが、
家がある限り続いていく
問題なのは確かです。
一生一度の家づくりですから
そんなことも考慮しながら
後悔のない決断をなさってください。
それではまた明日!