社長・丹羽が本音で語る!住まいと暮らしここだけの話

2023.07.13

高性能住宅の賢い買い方

我が家は年が明けると築20年。今となっては前時代の性能ですが、当時としては最先端の高断熱住宅でした。 
 
「外断熱パネルとペアガラスで守られた外皮。間仕切のほとんどない一室空間。冬は1階床下全面に設置された床暖房からの輻射熱が、大きくとられた吹抜を通って2階にまで行き渡る、温度差の少ない住まい」という感じのコンセプトなので、イマドキのパッシブハウスのはしりのようなものだと言えるかもしれません。 
 
しかし、さすがにZEH以上の性能を備えた高断熱高気密住宅と比べると、性能は見劣ります。さらに問題なのが特殊な設備。こだわって付けた1階床下全面の床暖房も、ウクライナ紛争によって電気料金が高騰したので、稼働時間と設定温度をセーブしながらの運転になっています。 
 
しかも最近は調子が悪くて一部分が使えなくなっているのですが、修理も取替も困難な構造になっているので、建て替えるか全面リノベするかしない限りはずっとこの状態なのが辛い。万一完全に故障したら、冬場はそれこそ石油ファンヒーターと電気ホットカーペットというレガシーデバイスに頼るしかなくなってしまいます。 
 
とりとめのない話になってきましたが、私が言いたかったのは要するに

  • 住宅の温熱環境が良好だとストレスなく幸せに暮らせる。
  • だから長い目で見て高断熱高気密に投資するのは有効。
  • しかし空調は特殊な設備でなく一般的なもので計画すべし。
    ということ。 
     
    メリットばかりを謳っていて「これは良い!」と思ってします住宅はたくさんありますが、買い方を間違えると満足度が低かったり後から余計なお金がかかったりで後悔することになります。一時の感情に惑わされることなく、その辺りを冷静に見極めるようにしてくださいね。