2019.03.6
あれもこれも値上がり中
アイスクリーム、冷凍食品、ちくわ、サバ缶。
さて、この4つの共通点はいったい何でしょう?
正解は「3月に値上げされたもの」。どれもこれも多くの家庭で毎日の食卓に上がるものです。家計を預かる奥様方はやりくりに手を焼いているのではないでしょうか。
でも、これはほんの一部に過ぎません。まず原材料と燃料の価格が上昇を続け、それに耐えきれなくなって商品価格を上げざるを得なくなっているのです。既に4月以降も様々な商品の値上げが予定されていて、例えば4月はコカ・コーラが、5月はカルビーポテトチップスが、6月はカップヌードルが、7月はカゴメトマトジュースが値上げられることが、既に発表されています。そして恐らく、まだまだこれから追加で発表されるでしょう。
さて、ここで取り上げたのは食品のことばかりでしたが、住宅用建材や設備機器の価格はいったいどうなのでしょうか? はい、お察しのとおり、食品と同じく値上げされる運命から逃れることはできません。メーカーから「価格改定のお知らせ」という案内が届く度、深いため息をつく今日この頃です。
で、この住宅用建材などの値上げは最終的に新築やリフォームをご注文くださるお客様の懐を直撃します。4月、5月、6月と時が経てば経つほど価格が上昇し、そして10月1日にはとどめのように消費税率が10%へアップされます。こんなペースで給料も上がれば何の心配もないのですが、そうは問屋が卸さない…という方が大半ですよね。
次世代住宅ポイント制度の創設やすまい給付金の増額、住宅ローン減税の3年間延長など、消費増税後に住宅工事の需要が急激に減らないよう政府からこれでもか!というほどの支援策が打ち出されていますが、まず目先の物価が上がっているという事実を直視してください。もし既に工事計画が煮詰まっていてあとはやるだけというところで足踏みしているのなら、「早く工事を注文して金額を確定する方がメリットがあるのか、ないのか」を早急に判断し、業者選びと工事の注文に向けて動き出した方が良いと思います。
3月も既に6日です。今月中というのが一つの節目になるのは間違いなさそうなので、残り25日間で悔いのないよう検討を進めてみてください。そしてその過程であなたが何か壁にぶつかり、私共でお力になれることがあるようでしたら、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。
以上、あれもこれも値上がり中というとりとめのない話でした!