2017.08.31
お伊勢参り
こんにちは。社長の丹羽です。
ちょっと間が空いてしまいました。ノリノリで書いているときは途切れるのがイヤで遮二無二PCのディスプレイに向かうのですが、一度途切れてしまうとダメですね。物凄い大変な作業をするような気分に苛まれ、ついつい億劫になって先送りにしてしまうのです。
学生の時に理科の授業で習った「慣性の法則」ってありますよね。静止している物体はいつまでも静止し続ける、運動している物体はいつまでも等速直線運動を続けるっていうアレです。これは物理的なモノだけでなく、行動とか習慣のようなカタチのないモノも同じなんでしょうね、きっと。
走り出したら止まらない覚悟を持ち、ブレーキがかからない程度の最適な負荷を掛けながら、何とか更新を続けていきたいと思いますので、どうか温かい目で見守っていただければ幸いです(^◇^;)
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さて、一昨日・昨日の二日間、お世話になっている先生主催の勉強会のみなさんと一緒に、伊勢神宮へ参拝に行ってきました。参拝と言ってもただの参拝ではありません。「御垣内参拝」と言って、通常では入ることのできない場所に入り特別な作法で行う参拝です。しかるべき手続きを踏めば誰でも行うことができるのですが、俗に「特別参拝」とか「正式参拝」とか言われるだけあって、とても厳かです。
服装はフォーマルが必須。男性は夏場でもスーツ・ネクタイ着用で、クールビズは許されません。両日とも32〜33℃だったので猛暑日ではありませんでしたが、それでもさすがにこの格好では少し歩くと全身汗だくになりますので、気合いを入れて臨む必要はありますね。熱中症で倒れないようにだけはしておきたいところです。
さて、その御垣内参拝でどんなお願い事をするかですが、ひたすら個人的な願望成就をお願いするなんてことはNGです。まず、最初に行うべきは「お礼」です。こうして無事にお参りに来られたこと、一年間無事に過ごせたことなどについて「おかげさまで」「ありがとうございます」と神様に告げるのが第一です。
次に行うべきは「誓い」です。僕の場合だと経営者なので、「社業を通じてますます世のため人のために貢献していきます」などと神様に告げます。
そして最後に行うべきは「祈り」です。天下国家や地域社会、業務やプライベートで関わる人々が、安寧でありますように、幸せでありますようにと祈ります。
この三つを告げた後で僕はさらに一言、「神様のお心のままの結果でありますように」と付け加えます。ここで心が定まります。分かりやすく言うと、行動することをコミットした人にだけ神様はご加護をくださる訳ですから、結果が上手く行くことだけをここでお願いするのは怠け者以外の何物でもない、ということです。
偉そうなことをあれこれ書いてしまいました。講師の方が話してくださったことを僕なりの解釈でまとめていますので、多少ずれているところがあるかもしれません(もし何かお気付きでしたら是非教えてください)。しかし、これから神社やお寺やお墓へ行ってお参りするときにどうすれば良いか、少しは参考になったのではないかと思います。
人生の節目でお参りするということは、過去を振り返り未来を展望する上で非常に意味のあることです。常に「お礼」「誓い」「祈り」を実践している人の人生がひどいモノになるとは、ちょっと考えづらいですよね。みなさんも是非お伊勢参りを、そして日々のお参りを暮らしに取り入れてみてくださいね。
それでは!