社長・丹羽が本音で語る!住まいと暮らしここだけの話

2017.08.23

フラット35が生まれ変わります

こんにちは。社長の丹羽です。 
 
全期間固定型の住宅ローンとして知名度の高いフラット35。みなさんも一度くらいは名前を聞いたことがあるかもしれませんね。 
 
このフラット35、これまでは債務者が死亡したときか高度障害状態になったときに保険金が支払われ、住宅ローンを清算できる団体信用生命保険(団信)が任意加入で別払いになっていました。この制度が改められ、本年10月1日申し込み受付分からは住宅ローンと団信が一体化することになったのです。 
 
具体的には、月々の住宅ローンの返済額に団信の費用がプラスされます。金利に換算するとプラス0.28%。利息負担が上がってしまったような印象を受けますが、そんなことはありません。一体化することで効率化が図られ、別々に払うよりお得になることが確認されています。 
 
ただし、借入審査を行う際の査定金利も団信込みになり上がってしまう点には留意しておいた方が良いかもしれません。9月中に本申し込みするか、10月になってから本申し込みするかで借入限度額がそれ相応に変わってくるので、限度額近くでの申し込みとなる方(滅多にいませんが…)は9月中に手続きを終えられるよう、周到に作業を進めていくのが良いでしょう。 
 
この他、これから家づくりを始める方が知っておいた方が良い住宅ローンの知識、お金の知識はたくさんあります。「お金のことは詳しくないから銀行に任せておけばいいでしょ」なんて考えていたら大間違い。夢と希望が満ち溢れているはずの家づくりのせいで、ご家族を不幸にしてしまうことにもなりかねません。 
 
家づくりのお金はもちろん、お子さんの教育資金もご夫婦の老後資金もしっかりやりくりして幸せな人生を送れるよう、ご家族の将来計画とお金のことについてしっかり話し合い、勉強しながら進めていってくださいね 
 
それでは! 
 
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