社長・丹羽が本音で語る!住まいと暮らしここだけの話

2017.08.14

収納は多ければ多いほど片付かない?

こんにちは。社長の丹羽です。 
 
一昨日の投稿でエアコンの室外機が故障したことをお知らせしましたが、修理に来てもらおうにも恥ずかしながら家の中が散らかり放題で、とても人様に上がっていただける状態ではありません。妻と娘は義父母の金婚式を家族で祝うため豊橋の実家にもう一泊したので不在、受験生の息子は夏期講習に出掛けたので、仕方なしに残った僕一人で片付と掃除を始めました。 
 
まあ、ほぼ半日を費やして何とか一部屋が片付いた程度ですので全然なのですが、それでもよどんでいた空間に良い気が流れたというか、非常に清々しい空間へと変貌を遂げたので、汗だくになって作業に励んだ甲斐がありました。息子の勉強スペースと僕の仕事スペースも整備できたし、これからは家での勉強や仕事の効率がグンと上がりそうです。 
 
さて、散らかったモノを片付けるために家のあちこちに作り付けられた収納を開けて回り、改めて実感したことがあります。それは「収納は多ければ多いほど片付かない」ということです。あ、これだけだと誤解が生じるかもしれませんね。正確には「使わないけど捨てられないものをしまっておく収納が多ければ多いほど、モノは増え続けて片付かない」ということになります。 
 
我が家の場合、僕は几帳面でキレイ好きだけど優柔不断で捨てられない人、妻は片付の才能というものが決定的に欠落していてどんどんモノが増える人です。そしてそんな夫婦に育てられた子どもが二人。家の中がどうなるか分かりますよね(^◇^;) 
 
そんな訳なので、家を新築する時に設計を依頼した建築家の先生に、「とにかく収納をたくさん作ってください」と注文をつけました。そして先生はその注文どおり、家の至るところに作り付けの収納を設けてくれました。もう、四次元ポケットのようにどれだけでも放り込めるのではないかと思ってしまうくらいにたっぷりと。 
 
最初のうちはその豊富な収納量の威力をまざまざと実感する毎日です。しかし、入居から1年が過ぎ2年が過ぎ、やがてその無限に思えた収納も飽和するときがやってきました。そりゃそうです。「次にいつ使うか分からないけど、あったら役に立つかもしれないから一応取っておこう」なんてもっともらしい理由をつけて捨てずにしまい込み、忘れる。そしてその手前に同じようなモノが突っ込まれ、奥に押し込められて永遠に忘れ去られる。 
 
家中の収納がすべからくこんな状態で、そりゃいくら収納があったって足りなくなる訳ですよ。で、収納に入りきらずに溢れ出たモノが机の上や床の上に出しっぱなしになる。すると掃除が行き届かず、捜し物に時間がかかり、何かをしていても集中力が続かない。そしてモノは増え続ける。要するに負の連鎖が止まらなくなるのです。 
 
…書いていて惨憺たる期分になってきたのでこの辺りでやめますが、とにかく「収納は多ければ多いほど部屋が片付く」と思ったら大間違いなのです。家の中でストレスなく快適に暮らしていくために大事なのは、必要なものを見極め、いらないものを潔く捨てる力。そして本当に必要な収納とは、滅多に使わないモノ・次にいつ使うか分からないモノをしまっておく収納ではなく、毎日使うモノを使いやすいようにしまっておく収納です。 
 
これから家づくりを始める方は、ぜひその観点に立って自分達の暮らしを見直し、やみくもに収納量だけを求めるようなプランニングは絶対に避けてください。ニワホームではこうした収納に関するTIPSなどを踏まえて、自分達にピッタリの家づくりを叶える方法を学んでいただくための「間取りセミナー」を毎月開催していますので、ご興味のある方はぜひ参加してみてくださいね。 
 
それでは! 
 
20170814