ニワホームで想いをカタチにしたお客様から家づくりのストーリーを伺いました。
Vol.2 新築 岩倉市 S様宅 ●家族構成:夫婦+子ども2人
フルオープンの設計
うわぁ、リビングに入ると、とても広々とした印象ですね。
間口7mの細長い敷地なので、暮らしやすくするにはどうしたらいいのか考えましてね。壁で部屋を区切ってしまうと空間が狭くなるので、仕切りをいっさい入れないフルオープンな設計にしました。1階は、和室のふすまを開け放せば、和室・キッチン・リビングの3室が一体となって、広々とした空間になります。キッチンも独立型にしたくなかったので、これまでの型にはまらない設計にしましたが、動きやすく使いやすいですよ。
ガーデニングもご主人の趣味だとか。
居心地のいいリビングだから
梁を見せる設計のおかげか、天井も高く、のびのびとした雰囲気ですね。
玄関を入って扉を開ければすぐリビングという配置にしたのは、男の子2人の成長を考えてのことです。男の子は大きくなるにつれ、親としゃべらなくなり、友だち関係も把握しにくいでしょう。だから、帰宅した時まず、リビングの母親に顔を見せてから、2階の子ども部屋に行くようにと配慮しました。でも、広々とした雰囲気で居心地がいいせいか、2階に行かず、ここで勉強したり、ゴロゴロしたり、リビングはすっかり子どもたちに占拠されてしまっています。(笑)
以前は岩倉団地に住んでおり、子どもの高校受験の環境を整えてやりたいと家を建て、子ども部屋を作ったのに、結局受験勉強はリビングでやっていたようです。(笑)
子ども部屋も仕切りなし
2階の子ども部屋も、扉やクローゼットはふたつあっても、間仕切りがありませんね
2人で仲良くやれ、という親からのメッセージです(笑)。家具などをうまく配置することによって、スペースを分けているようです。ときどき2人で相談して模様替えをしているようですが、間仕切りがないので自由に空間構成できていいと思います。
2階ホールはフレキシブルスペース
2階に上がるとホールとロフトがあり、左右に夫婦の寝室と子ども部屋が配置されています。ここも家族が集まるスペースですか?
リビングの真上のこのスペースも、居心地のいい空間ですよ。ロフトは、以前、上の子どもが鉄道模型を好きだったとき、模型を作って展示するスペースとして使っていました。下の子どもは、自分で部品を組み立てたりゲームを作ったりするなどパソコンが趣味で、私も仕事でパソコンを使うので、ホールにはパソコンと本棚を置き、趣味兼仕事のスペースとしています。
家の中心にあるので、夏冬とも暑すぎず寒すぎず、快適です。また、目の前の窓から鈴鹿山脈のいい景色が見渡せるのも気に入っています。