社長・丹羽が本音で語る!住まいと暮らしここだけの話

2024.11.18

誰かが言う「真実」を鵜呑みにしてはいけません

昨日投開票が行われた
兵庫県知事選挙ですが
 
私個人としては
気持ち悪さしか感じませんでした。
 

斎藤氏が選ばれたこと自体というより
こういう状況が生み出されていった
プロセスに対する気持ち悪さです。

 
ついでに言えば、
その仕掛け人となったのが
あの立花孝志氏だったことも。
 
この気持ち悪さについて
非常に的確にまとめたコラムを
見つけたので
 
その一部を抜粋して
みなさんにご紹介したいと思います。
 

立花氏の戦略が一番巧みなのは、途中にも何度も記載していますが、斉藤氏と立花氏は共闘をしていないというスタイルを貫いたこと。そうすれば、立花氏側が他候補者にいくら嫌がらせをしたとしても、斉藤氏には類が及ばない。
 
また、嫌がらせを受けている他候補者は、反論をしなければ票がはなれていく可能性があるので、反論せざるを得ず、否が応でも立花氏の作ったステージに上がらないといけない。
 
つまりこうして、当選をさせたい候補者とは別の第三者が立候補をし、その第三者が、それ以外の候補者に対して嫌がらせや圧力をかけて醜い争いにもっていけば、当選させたい候補者だけがフリーになり、良いイメージのみを宣伝することができるわけです。
 
他候補者は完全にとばっちりではありますし、否定だけすればよいわけですが、これに拍車をかけてSNSの陰謀論が過熱化し、否定をすればするほど「こいつらが既得権益者側で、斉藤氏を陥れようとしているんだ」という思想に繋がっていった、という感じです。

※出展:兵庫県知事選でおきたこと(はてな匿名ダイアリー)


 
この筆者の分析が100%正しい
という確証はもちろんありませんが
 
純粋な善意で斎藤氏を
応援しようとしているとは
到底思えない愉快犯の立花孝志氏が
 
法制度の穴を突いて
このような大々的な策を仕掛け
 
そしてまんまと当選させて
成功体験を手にしてしまった
という事実が何より気持ち悪い。
 

これ、今後同じようなことは
他の自治体の首長選挙でも
十分起こり得ることですよ。

 
タラレバの話ですが、
オウム真理教の全盛期が
1990年代ではなく今だったとしたら
 
SNSを駆使した巧みな広報戦術で
自治体の首長の一つや二つ
奪取していたかもしれません。
 
そうなったら町は、
社会はどうなるのか?
 
恐ろしいと思いませんか?
 
 
今回の兵庫県知事選挙、
だから他の候補に入れるべきだった
などとは言いませんし
 
既存のマスコミが
偏向報道に終始していたことは
間違いのないところなので
 
諸々を踏まえた上で
県民が選んだのが斎藤氏だった
という結果自体は尊重します。
 
しかし。
 

自分たちが見聞きした情報は
本当に裏付けがあるのか?
 
見聞きした情報を疑いもせず
鵜呑みにしたのではないか?
 
複数の情報源を比較検討して
客観的に判断しようとしたか?

 
ということについて
ぜひ一度冷静になって
省みてほしいと思います。
 
真偽が定かでない情報が
日々爆発的に生み出される
今の時代において
 
自分自身を守れるのはただ一つ、
正しい情報を見極め読み解く力
リテラシーだと私は信じます。
 

 
イラストはChatGPTで描いた
「当選の報せを受けて、
候補者と支持者が感涙にむせびながら
万歳三唱している選挙事務所」
です。
 
 
それではまた明日!